スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

2月, 2025の投稿を表示しています

オリジナル缶バッジ制作の手順

### オリジナル缶バッジ制作の手順 #### 1. 必要な材料を準備する - 缶バッジマシンキット(缶、ピン、カバーなど) - デザイン用紙(厚手の紙やカードストック) - デザインツール(手描き、デジタルソフトなど) - ハサミまたはカッター - コンパスや缶バッジ専用の型(あれば便利) #### 2. デザインを考える - テーマやモチーフを決める(キャラクター、メッセージ、イラストなど)。 - スケッチを行い、イメージを具体化する。 - デジタルの場合は、ソフトを使ってデザインを作成する。 #### 3. デザインを印刷する - デザインが決まったら、印刷用紙に印刷する。 - サイズが缶バッジに合っていることを確認する。 #### 4. デザインを切り抜く - 印刷したデザインを、缶バッジのサイズに合わせて切り抜く。 - コンパスや型を使うと、きれいに切り取れます。 #### 5. 缶バッジを組み立てる - 缶の上に切り抜いたデザインを置く。 - カバーを被せ、しっかりと押し込む。 - ピンを取り付け、必要に応じて固定する。 #### 6. 完成! - 缶バッジがしっかりと組み立てられたら、完成です。 - 自分だけのオリジナル缶バッジを楽しんでください! ### 7. 作品をシェアする - SNSやイベントで自分の作品を披露してみましょう。 この手順を参考に、オリジナル缶バッジを楽しんで制作してみてください!  缶バッジマシーン

タクシーの運転手が遭遇した異次元への大きな落とし穴

ある夜、タクシー運転手のケンジさんが深夜のシフトを走ってたんだ。雨が降り続いてどんよりした夜で、お客さんも少なかったから、いつも通りラジオでもつけて適当に流してたら、無線から仕事が入ったんだよ。 場所は郊外の古い住宅街の端っこで、こんな時間に珍しいなって思いつつ向かってみたんだ。着いた先は小さな木造アパートで、見るからに古くて人が住んでるのかも怪しいような物件だったんだよね。 ケンジさんがタクシーを停めて待ってたら、傘も差さずに白いワンピースを着た女の人がフッと出てきたんだよ。びしょ濡れで俯いてたから顔はよくわかんなかったけど、特に怪しい感じもなくて普通に乗せたんだ。で、「どちらまで行きますか?」って聞いたら、小さな声で「山の展望台までお願いします」って言われたんだよ。山の展望台って…深夜だし、雨だし、一体何してんだろうなって思ったけど、お客さんはお客さんだから何も聞かずに車を動かし始めたんだ。 道中、その女の人はほとんど何も喋らなかった。ただ、時々ふっとため息みたいな、吐息が聞こえるくらいでそれがやけに薄気味悪かったらしいんだ。さらに山道に入ってくると、だんだん雨がひどくなって霧も濃くなってきたんだ。ヘッドライトで照らしてても前がよく見えなくて、どこを走ってるのかわからないくらい。一瞬ケンジさんは「これヤバいな…」って思ったんだけど、とりあえずお客さんの指示通りに進むしかなかった。 で、ようやく見覚えのない展望台に着いたんだけど、周りを見ても街の光なんて全く見えないし、音も一切しない。ただ霧と雨だけ。それで、ケンジさんが怖くなって「着きましたよ」って後ろを振り返ったら、そこには誰も座ってなかったんだよ。さっきまでそこにいたはずの女の人が消えてるんだ。びしょ濡れのシートだけが残ってて、明らかに人が座ってた形跡があったんだけど…。 慌てて車から降りて周りを確認したけど何にもない。ただ、車を降りるとき、足元が急にスッと音もなく吸い込まれるような感覚がして、振り返るとタクシーの後輪が地面に沈み始めてたんだ。まるで流砂みたいに、地面が黒く濁って蠢いてるんだよ。慌てて運転席に飛び乗ってバックしてその場を抜け出したんだけど、カーブを曲がったあとにミラーで後ろを見たら、さっきの展望台も消えてて、ただ山道がどこまでも続いてたんだ。 途方に暮れたケンジさんは、心臓がバクバクしながらも...

夜中にお母さんが笑ってる

夜中にふと目が覚めた。……なんだろう、妙な気配がする。   部屋は暗い。でも、ドアの向こう……廊下に何かいる気がした。   ……気のせいだ。寝よう。そう思ったんだけど……。   ……くくく……   聞こえた。   ……笑い声?   ……お母さん?   お母さんの部屋は隣だ。夜中に笑うなんて、変だ。   そっと布団から抜け出して、ドアを開ける。   廊下の暗闇の中、お母さんが立っていた。   うつむき加減で、ニヤニヤ笑っている。   ……お母さん?   ……なんで笑ってるの?   ……ねぇ、やめてよ……怖いよ……。   「……私じゃない……。」   ……え?   今の……誰の声?   だって、今目の前にいるのは。   ゆっくり、顔を上げた。   廊下の母が、ゆっくりとこっちを向く。   ……その口が、裂けるように笑った。   唾を飲み込む音がやけに大きく響いた。   目の前のお母さんが、じわり、じわりと一歩ずつ近づいてくる。   笑ったまま。何も言わずに。   足がすくんで動かない。   心臓がドクンドクンとうるさいくらい鳴ってる。   「……お母さん……?」   声がかすれる。   それでも、お母さんは何も言わない。ただ、ゆっくりと、笑いながら近づいてくる。   距離が縮まるたびに、背筋が氷のように冷たくなる。   「……ねぇ……お母さんなの?」   もう一度、震える声で聞いた。   すると   「……おかあさん……?」   お母さんの口が、まるで人の真似をするように、ゆっくりと動いた。 ...