野球ってさ、華やかなスポーツだけど、時々ゾッとするような裏話もあるんだよね。これ、メジャーリーグの選手たちの間で実際に出回ってる一つの話なんだけど、聞くとちょっと背筋が寒くなるから覚悟して。
ある球場、正確な場所は言われてないんだけど、控え室がどうも妙だって噂がずっとあんのよ。
まるで時間が止まったみたいに古びた部屋でさ、古い木のロッカーが並んでて、独特な湿った匂いがするらしい。で、ここがやばいって言われてるのは、一部の選手がそこで「見た」って話。特に夜試合の後、遅くまで残って着替えてると、誰もいないはずの部屋の隅から小さな囁き声が聞こえるんだって。
最初、それを聞いた若手の選手が「疲れて幻聴でも聞いたんだろう」なんて笑い話にしてたんだよ。でも、ある日ベテランの投手がその話を聞いて急に顔色変えたらしい。その投手、かつて別のチームに所属してた時、その球場の控え室で同じ体験したんだって。彼の場合は、ロッカーの中を何気なく開けたら、中からありえないくらい寒い風が吹いてきて、隙間の向こうに誰か立ってるのが見えたらしいよ。でも次の瞬間、消えたって。
さらに怖いのは、この話をした数週間後、そのベテラン投手は試合中に怪我で突然キャリアを終えることになっちゃったんだよね。別に怪我自体は特別な事故でもなんでもないんだけど、あの控え室で何かを見た人たちは、その後不思議と選手生命が短くなるって噂が広まってるんだ。
その球場では、いまだに遅くまで一人で控え室に残りたくないって選手が多いらしいよ。特に、あの古い木のロッカーの前では、誰も立ちたがらないんだって。理由?そのロッカーをじっと見ながらプレーしている人影が、じっとこちらを覗いてる気がするって話さ。
そしてね、そのロッカーの噂にはさらに続きがあってさ、実はその球場が建てられる前の土地に古い作業場みたいなのがあったらしいんだ。その作業場で、どうやら大きな事故が起きて、何人か亡くなったという記録があるっていうんだよね。でも変なのが、その記録、なぜか途中で書き換えられてるっぽくて、詳しい内容が全然残ってないの。
まるで意図的に消されたみたいに曖昧でさ。それとロッカーが直接関係してるかはわからないんだけど、どういうわけかその古いロッカーだけずっと取り替えられてないんだって。他の設備はアップデートしても、なぜかあれだけはそのまま。で、ある若手の選手が興味本位でそのロッカーを調べようとしたらしいんだけど、その夜から全然眠れなくなったんだって。理由は語れないって、本人が口を閉ざしてしまったんだよ。
それからというもの、控え室では夜中になると誰もいないはずの空間に足音が響くとか、鏡に映った影が突然消えてたり、その影が自分にはない位置に立っていたりするっていうんだよ。特にやばいって言われてるのが、ある若手のキャッチャーが体験した出来事。夜遅くまで練習してた彼、最後に控え室へ戻ってきて忘れ物を探してたらしいんだよね。ふとロッカーの方を見たら、隙間から何か目が合った気がしたんだって。
最初は自分の気のせいだと思って気にしなかったんだけど、出て行こうとした瞬間、背後から「まだここにいるのか?」って低い声で囁かれたらしいの。慌てて振り返ったら誰もいなくて、ただロッカーのドアが何故か少し開いてただけだったって。でも彼、次の日試合中に突然フライが顔面に直撃して怪我しちゃって、結局そのまま引退しちゃったんだよ。あの球場の控え室、いまだに何か引きずってるんじゃないかって噂は消えないんだ。
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