### オリジナル缶バッジ制作の手順 #### 1. 必要な材料を準備する - 缶バッジマシンキット(缶、ピン、カバーなど) - デザイン用紙(厚手の紙やカードストック) - デザインツール(手描き、デジタルソフトなど) - ハサミまたはカッター - コンパスや缶バッジ専用の型(あれば便利) #### 2. デザインを考える - テーマやモチーフを決める(キャラクター、メッセージ、イラストなど)。 - スケッチを行い、イメージを具体化する。 - デジタルの場合は、ソフトを使ってデザインを作成する。 #### 3. デザインを印刷する - デザインが決まったら、印刷用紙に印刷する。 - サイズが缶バッジに合っていることを確認する。 #### 4. デザインを切り抜く - 印刷したデザインを、缶バッジのサイズに合わせて切り抜く。 - コンパスや型を使うと、きれいに切り取れます。 #### 5. 缶バッジを組み立てる - 缶の上に切り抜いたデザインを置く。 - カバーを被せ、しっかりと押し込む。 - ピンを取り付け、必要に応じて固定する。 #### 6. 完成! - 缶バッジがしっかりと組み立てられたら、完成です。 - 自分だけのオリジナル缶バッジを楽しんでください! ### 7. 作品をシェアする - SNSやイベントで自分の作品を披露してみましょう。 この手順を参考に、オリジナル缶バッジを楽しんで制作してみてください! 缶バッジマシーン
昔、俺の妹が宿題で相当苦労してたんだ。算数の問題にね。で、俺が手を貸すことにしたんだよ。妹が「お兄ちゃん、助けてくれたら何でもするって!」って約束したからさ。 何時間もかけて、やっと宿題が終わると、妹は一回りしてくるって言って、外に出て行ったんだ。外は真っ暗で、ちょっと寒い夜だったけど、お礼になにか買って来てくれるのかなって思ったわけ。 それからちょっとして、玄関のドアが開く音がしてね。妹が帰ってきたんだ。手には小さくて古びた人形を持ってた。俺は「それがお礼?」って笑いながら言ったんだけど、妹は黙ったまま、その人形を俺に差し出したんだ。 その晩、部屋にその人形を置いて、俺は寝たんだ。真夜中にね、何か小さな声がするんだよ。人形が、本当にか細い声で「ありがとう」と言うみたいな…でも目をこすると、何もなかった。 翌朝、俺が妹にその声のことを話すと、妹は真っ青になって、「私は昨日、家に帰ってないよ」と言ったんだ。つまり、夜中に俺の部屋に人形を置いたのは、妹じゃなかったってことになるよね…じゃあ、いったい誰が?俺は急いで人形を見に行ったけど、そこには何もなかったんだ。全てが夢じゃなかったかって疑い始めたとき、ふと目に入ったのが俺の机の上。宿題の答えが全部消えてるんだ。消しゴムのかけらもない、ただ真っ白に戻ってるだけ。 恐怖で喉が詰まったとき、人形の古びた声がまた聞こえてきた。「宿題を手伝ってくれてありがとう。今度は私が君を助ける番だね」って。 部屋の隅でふと動く影があった。振り返るとそこには…何もいない。ただ、窓が開いてる。風が入って来て、不気味にカーテンが揺れてるだけだった。だけど、空っぽの机の上には、一つだけ異物が。 くしゃくしゃにされた人形の服の切れかけた布が残っていた。それには、何か黒いシミがついてて…ああ、それはインクじゃなかった。何かが俺の肩に触れたような気がして、ものすごく冷たい息を感じた。 背後を振り返ると、そこに妹がいた。「お兄ちゃん、宿題ありがとう」と笑顔で言うんだ。でもどうして?彼女は昨晩家にいなかったはずなのに。 俺が聞き返すと、妹は首をかしげて「私はずっとここにいたよ」と言うの。だけどその瞬間、彼女の顔がゆがんでいく。妹の顔から目が消えて、口が耳まで引き裂かれたような笑い顔に変わっていったんだ。 「妹」は俺にささやいた。「騙されたね。ずっと一緒だよ」...